《医療法人社団 緑愛会》事業本部 高齢者虐待防止研修を開催しました

6月30日(水)に法人内で高齢者虐待防止研修を行いました。

虐待については、暴力や拘束といった身体的虐待だけではなく、

心理的虐待、放棄放任、性的虐待、経済的虐待とあり、その行為に悪意がなくても

“知らなかった” “そのつもりではなかった”

では済まされません。被害にあうのは認知症高齢者が多数です。

今回の研修では、初任者研修でも講師を担当されるサテライト事業所の所長さんから

法的な面からと自己コントロール(アンガーマネジマント)についてご講義頂きました。

〔アンガーマネジメントの講義一部↓〕

「 “~べき” “~のはず” といった価値観はなくす。考え方を変えなければ行動にはうつせない。」

「瞬間的にカッとなった場合は、まず6秒数え感情を落ち着かせる」

研修後半は受講生同士がお互い自らのケアや

「このやり方でいいのかな…」といったクエスチョンマークに対してグループワークを行いました。

お客様・患者様、ご家族様の希望は…?といったアセスメントの大切さ、

チームとしてどう対応していくかしっかり話し合える環境、

気づきに繋がる感性の豊かさ等

その人らしい生活を支援するために必要な事は何か、講義やグループワークを通し

深く考える機会となりました。

自らが受けたいと思う 医療と福祉の創造

-この理念の実現こそが、私達が目指すべきものと再確認できた研修でした。

令和3年7月1日(木)医療法人社団 緑愛会 事業本部 青木