こやまケア研究発表会を開催しました【医療法人財団百葉の会】
本日、WEB(ZOOM)にて
百葉の会 こやまケア研究発表会を開催しました。
16演題が発表され、各施設よりたくさんの職員が聴講しました。
湖山医療福祉グループの他法人の職員さんや
近隣の法人様、内定者など外部の方も参加いただきました。
発表された内容は多岐にわたり
デイサービスやグループホーム、介護老人保健施設の他に
介護付き有料老人ホーム、小規模多機能ホームなど
多様なサービスの施設から発表がありました。
一部を紹介します。
★港区立台場高齢者在宅サービスセンター
デイサービスと看取りとは結びつかない方もいらっしゃるかと思いますが
自宅で看取りを希望される方に対して、
デイサービスとして最期までどのようなサポートができるのか
職員と、ご利用者様と互いに奮闘した様子の発表でした。
★百葉清水浪漫館
グループホームにおける、看取り時の多職種連携についてスポットを当てた発表です。
他施設や他サービスの職種と連携し
介護職の「わからない」を「わかる!」に変える
業務改善・意識改善にスポットを当てた発表でした。
今回は、社会福祉法人と合同で開催したため
一昨年より百葉の会の一施設となった
★特別養護老人ホーム ラスール掛川 からの発表もありました。
法人が変わったことへの、不安と期待。
職員をまとめ、新しいスタート着るために取り組んだのが
「自分がされて嫌なことはしない、して差し上げたいことをする」
施設全体を通した研修や会議により、職員の想いが一つとなり
職員の自信ややりがいの向上に繋がりました。
そしていよいよ結果の発表です。
第3位 デイサービスセンター アルク富士宮
STOP!フレイル!
~握力と体重からみるリハ特化デイサービス~
第2位 デイサービスセンター アルク富士
日常生活動作(ADL)を低下させない!!
~取り組みと課題~
最優秀賞 メディカルケアハウス リライフ宇東川
意思疎通困難な方の看取りケア
~「食べたい」想いを汲み取る~
最優秀賞に輝いた演題は、看取り期にある方で
意思疎通が難しくなってしまった際のケアに関する発表でした。
本人の表情やしぐさから意志を読み取り
「食べたい」を叶えるために様々な取り組みを実施したこと、
職種や個々によって異なるケアの差や不安を解消したことなどの発表がありました。
優秀賞を受賞した職員からも
「嬉しい。職員同士で一生懸命取り組んできてよかった」
と言葉に詰まりながらも、嬉しそうな姿が画面越しからも伝わりました。
今回の発表会から選ばれた12演題が
湖山医療福祉グループで開催されるチームケア学会に出席します。
日々、私たちは様々なご利用者様と向き合い
楽しいひと時を、穏やかなひと時を過ごしていただけるように
学び、考え、協力し合い、私たちの求めるケアを追い求めています。
私たちの取り組みを発表できる機会がありましたら
また、皆様にもぜひ聞いていただければと思います。
2021年7月14日
医療法人財団百葉の会
法人管理部 佐野