8月1日、雪のほこらが開設しました【社会福祉法人湖成会】

8月1日、晴天に恵まれる中無事に、特別養護老人ホーム雪のほこらを開設しました。

地域の皆様、関係者の皆様、湖山医療福祉グループの皆様に改めて御礼申し上げます。

8月1日に開設し、現在は81名の方がご入居され、この間まで無人だった大きな施設は、たくさんの人で賑わっています。

開設から3日間、法人内職員に加え、社会福祉法人カメリア会、社会福祉法人白山福祉会、社会福祉法人百葉の会、社会福祉法人湖星会の皆様にもご協力をいただきながら、ご入居されるお客様のPCR検査を実施し、すべての方の陰性を確認してお迎えすることができました。

ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。

開設前の7月27日には、竣工式を行いました。

リハーサルの様子

他法人の皆様からお花がたくさん!

当日は、湖山代表もお見えになりました。

ご挨拶の中で「湖山のコンセプトは来たお客様やご家族に素敵だなぁと思ってもらえること。瞬間でインパクトを与える設計だ。」と仰っておりました。

その言葉の通り、雪のほこらにもそんな設計や装飾がたくさんあります。

施設の外壁にある大きな時計は、この通りを歩く方がの目に留まることと思います。

広さと高さが圧倒的な正面玄関は、雨が降っても安心して送迎できます。

広々とした地域交流スペースは、近隣に住む子供達が安心して遊べるスペースに。

他にも、壁紙や敷地内など色々な所に遊び心が散りばめられています!

竣工式の最後、伊藤施設長から皆様に挨拶がありました。

「スペースの関係で壇上には5名しかあがれませんでしたが、どうぞ後ろを見てください」

振り向くと、壇上を見つめるたくさんの職員がいました。

「今までの職場でなし得なかったこと、お客様に思うようにできなかったこと。皆がそれぞれ色々な想いを持って、雪のほこらに入職してくれました。この職員と一緒に、雪のほこらを素晴らしい施設にしてきたい」

雪のほこらのスローガンは

「ひとがまんなか 人の真ん中」

お客様、職員、かかわるひとすべてが大事にされる施設。

雪のほこらはそんな施設を目指しています。

ご入居される日、雪のほこらではたくさんのご家族が不安の面持ちで、旦那さん、奥さん、お母さん、お父さん、を見送っていました。

コロナの関係で、ご家族は施設の中には入れなかったからです。

職員は家族にはなれないかもしれません。

しかし、ご本人の想い、ご家族の想いに精一杯寄り添って、信頼関係を築くことはできます。

その先で、今までご家族には見せなかった表情や思いを見せてくれる日もくるかもしれません。

一日も早くその日が来るように、職員一同、邁進してきたいと思います。

雪のほこらの歴史はまだ始まったばかり。

湖成会が今まで積み上げてきたもの、大切にしてきたものを受け継ぎながら、鎌倉の皆様から愛される施設を目指していきます。

これからもどうぞ、宜しくお願い致します。

2021年8月5日

社会福祉法人湖成会 新里陽子