《社会福祉法人湖成会》新入職員フォローアップ研修◆第1回◆
5月12日(金)、新入職員フォローアップ研修 第1回が開催されました。
これまでの様子はこちら!⇒ 入職式 新入職員研修 グループ入職 各配属先での1ヵ月
入職して1ヵ月が経過し、集合研修や各配属施設での研修を経て、
それぞれが自分の配属先での勤務がスタートしております。
まだまだ分からないことだらけ。
不安や戸惑いのある中で、この1ヵ月の振り返りと目標の設定をしていただきました。
今回の研修会場は、神奈川県小田原市『特別養護老人ホーム宙のとびら』
コロナ禍となってから、職員の施設間の行き来が減っておりますので、この機会に施設見学も実施致しました。
2021年開設の宙のとびら、雪のほこらはICTの導入を積極的に進めており、湖成会の中では最先端の設備を使用しています。
①入職1ヵ月の振り返り
良かった事や驚いたり不安だったこと、先輩からの指導についてを振り返りました。
お客様からお名前を憶えていただいたことや、企画に参加したことなど、たくさんのエピソードが上がる中で、共通して全員が挙げていたことは
『先輩のようにもっと早く仕事が出来るようになりたい』
②先輩の入職直後はどうだった?
介護職、栄養士の先輩たちの1年目の体験談。
新規事業に関わった経験や、コロナ禍での1年目の思いなど、現在の新入職員の方々と同じ目線で当時を振り返って頂きました。
ここで最も強調して言われたことは、『お客様について知ってください。寄り添ってください』ということでした。
1年目は技術や知識、経験が浅く、先輩のように早く動くことは出来ません。
でも、初めて関わるからこそ、特に注意してお客様に丁寧に接することが大切だと、先輩が伝えてくれました。
③目標を考えよう
1ヵ月の振り返りを踏まえた中で、今後の成長像を明確にしていきます
苦手なこと・困っていることに対して、どのような解決策があるのかを個人ワーク、グループワークを通して考えました。
『早く一人前の仕事が出来るようになりたい』が多かったでしょうか?
今回の研修の中では、まだまだ一人で仕事がこなせないもどかしさや不安、先輩の動きを意識するあまり、仕事のスピードが気になる声が多く聞かれました。
仕事はもちろん動きのスムーズさも必要だと思いますが、それが『作業』になってはいけないのが介護の仕事です。
先輩たちは知識や経験がありますし、新入職員よりも多くの時間お客様と関わらせて頂いています。
そのため、スムーズに勤務を進めていくことが出来るようになってきています。
誰しも最初は新人です!
今はスピードに捕らわれるよりも丁寧に。
まずは目の前のお客様にとって何が一番良いのかを考える。
この二つを忘れないで頂きたいと、研修の最後にお伝えさせて頂きました。
どなたのためのケアなのか。
この食事の向こうにいるのは、どなたなのか。
お客様のお顔を思い浮かべながら、着実に業務を覚えて頂ければと思います
第2回のフォローアップ研修では、もっともっと成長した姿を見られることを楽しみにしています!
2023年5月15日(月)
社会福祉法人湖成会
採用担当 渡瀨祥子