山形県川西町 慢性期病院 |拘縮・褥瘡予防の取り組み| 医)緑愛会 川西湖山病院
日に日に寒さが増し、冬の足音が聞こえる季節になってきました
リハビリテーション科では今年度から新たな取り組みとして
ポジショニング評価のラウンドを実施しています
「ポジショニング」とは、患者様の体位を適切に調整し、快適で安全な姿勢を保つケアを指します
具体的には関節拘縮や褥瘡の予防などに役立ちます💡

拘縮がある場合には隙間ができてしまうことがあるため、クッションを入れて隙間を埋めます
そうすることで体全体の緊張を下げ、安楽な姿勢を保つことができます

身体構造面の専門的な視点を生かしてより良いポジショニングを行うために
3か月に1度評価し多職種と共有して、患者様の拘縮・褥瘡予防に努めています

患者様の状態に合わせた最適なクッションの選定、定期的にポジショニング評価を行い
拘縮・褥瘡予防や、安楽な姿勢をとることによる痛みの軽減や
心身のリラックスにもつなげていきたいと思います
(2025年10月28日 医療法人社団緑愛会 川西湖山病院 リハビリテーション科 大滝)
