小鴨小学校絵本教室《医療法人社団日翔会》
11月7日、小鴨小学校4年生を対象に認知症理解のための絵本教室を開催しました。
倉吉市長寿社会課、認知症地域支援推進員、明倫小鴨包括、中河原と余戸谷町の職員11名が支援者となり、2クラス55名の4年生を対象に開催しました。
まずは、「ばあばは、だいじょうぶ」という絵本の朗読を行い、次に認知症イメージアップについてのお話をさせて頂きました。
生徒の皆さんはとても集中して聞いてくださっていました。
スクリーンに映してのお話を聞いて頂いた後は、各クラスに戻り、10グループに分かれて「認知症についてわかったこと」「私たちにできること」の2つをテーマについて、子供中心に感じたことや学んだことをまとめて頂きました。
各グループにはスタッフが2名付き、サポートをしました。
最初から活発な意見は出ませんでしたが、「自分に置き換えてみたらどうかな?」と視点を変えるとたくさんの思いが出てきました。発表では他のグループの意見もしっかりと聞いて、自然と拍手もでるグループワークとなりました。
昨年まではコロナの為にリモートでの実施でしたが、生徒の横で考えたことを聞くことができ、小学生にも私達にも充実した時間となりました。
今後も交流を通し、倉吉市の地域で、認知症になっても安心して暮らせるまちづくりを皆様とともに目指していきます。
2023年11月7日 小規模多機能ホーム華つばき 福田 高之