第3回 避難訓練◆医療法人社団平成会◆
皆様、こんにちは。
3回目となる避難訓練を行い、その様子をご紹介します。
今回は夜勤中に、2階WESTの洗濯室からの出火を想定。
消火と避難の訓練です。
先ずは事前の説明です。
既に何度か訓練済みの職員も参加しております。
浴室の奥が洗濯室です。今回はここからの出火の想定訓練です。
扉は金属でできているため、閉めることで煙と火の広がりをおさえます。
初期消火を行います。各ユニットに備え付けられてある、
消火器を持って、火災現場に走ります。
どこで火災が発生しているか?ステーションの
配電盤で表示されている、該当エリアを突き止めます。
3階から助っ人の職員が走ってきます。
本番さながらの全力ダッシュです。
既に誘導中の職員と合流し、指示を仰ぎます。
連携した動きが非常に重要です。
前かがみになっているのは、煙を吸わない為です。
実際の火災では、煙による一酸化炭素中毒が恐いのです。
施設長がお客様役で、気が動転している様子を演じています。
車椅子の予備がたくさんあるので、実際はそれらを
うまく使って誘導することになりそうです。
施設長がお客様役をやったため、
前回、ご協力頂いたお客様は、今回は出番なし。
「何か、手伝おうか?」と非常に頼もしいお言葉を頂きました。
次は消火散水栓の確認です。
放水場所の火元まで一気に伸ばします。
次は、実際に消防への通報訓練です。
状況を正確に伝え、落ち着いた受け答えが出来ていました。
実際に電話を掛けてみて感じたこと、注意する点など、
職員から皆に教えて頂きました。
最後は屋外で水消火器の使用方法についてです。
レバーを右で握る?左で握る?利き手はどっち?
など、やってみるとやはりわからなかったことや、
なるほどと思ったことが多く、学びに繋がりました。
練習したことしか本番ではできません。
スポーツもそうですし、仕事も勉強も何でもそうですよね。
特に今回は職員の人数の少ない、夜間想定であった為、
それぞれの動きは無駄なく行うことが出来ました。
ご協力、ありがとうございました。
令和5年12月24日
医療法人社団 平成会
市成 篤史