“天使の小部屋”通信 2021年8月号 ファンコート泉(仙台) ◆医療法人社団 平成会◆
こんにちは。ファンコート泉の看護部です。
残暑厳しい折、いかがお過ごしでしょうか?
今回は天使の小部屋から熱中症や冷房病についてのお話を、
ファンコート泉での取り組みと共にお届けしたいと思います(^o^)/
熱中症は実は室内にいても起こり得ると言われています。
室内での熱中症予防のポイントは、
“エアコンを活用する”
“窓際の日差しを遮る”
“こまめに水分を補給する”
の3点が主になってきます。
ただ、当施設のご利用者様もそうですが、「寒すぎるのが嫌だ」
「トイレが近くなるから水分を摂りたくない」等との事で
熱中症になりがちです。
“エアコンを活用する”に関して、当施設ではご利用者様の居室は
お好みで室温調整、共有スペースはエアコンを活用しています。
勿論、居室でも室温が高温になっている時は、
適宜お声がけさせて頂いております。
世間で推奨されている、外気より-5℃を目安にエアコンの
冷房を活用しています。
私達も施設長の坂東先生から教えて頂いたのですが、
実は除湿(ドライ)より冷房の方がおおよそ3円程度
安くなるらしいです(´艸`*)。
そのような事も考えながら温度調整を行なっています。
世間で言われる“冷房病”も気になるところですね。
冷え・肩こり・疲労感・頭痛・肌荒れ・睡眠不足などの
症状がみられると言われています。
対策として挙げられるものの一つに
“外気より-5℃を目安にエアコンの調整”
があります。
その他、
“厚手の靴下・ひざ掛け等での冷え予防”
“温かい飲み物を飲む”
などもあります。
ファンコート泉のご利用者様は対策もバッチリ‼
さすが人生の先輩‼
お声がけなくとも長袖やベスト着用等で冷えを
防止されておりました(*^_^*)
お飲み物も温かいココアがファンコート泉では大人気‼
熱中症予防の“水分をこまめにとる”に加えて
冷房病対策もバッチリです☆
水分が摂りづらいお客様には薄くフルーツやお茶の味が付いた
水分ゼリーで対応しており、私達も食べたくなるほど
美味しそうに召し上がられております。
熱中症対策の“窓際の日差しを遮る”については、
換気の際にも薄手のレースカーテンを引き配慮しております。
外での活動時は勿論帽子‼
ただ、日差しを浴びたり外気に触れることで、
幸せホルモンの分泌や骨などを強くするビタミンDを
生成すると言われる“外気浴効果”も期待し、
室内での外気浴をしているご利用者様も見受けられます。
血行促進にも一役かいそうな外気浴。
見ている私達の心もなんだかほっこりしちゃいます(^ω^)
これからも感染予防に気配りしながらも、
熱中症・冷房病にも負けずに、ご利用者様に安心して
過ごして頂けるよう取り組んで参ります☆
2021年8月17日
医療法人社団平成会
介護老人保健施設ファンコート泉
看護部 柴崎・宮本