小規模多機能ホーム菜の花「新年会」<社会福祉法人日翔会>

蒜山の元旦は昨年同様に雪がありませんでした。「今年は雪が降らんなぁ」とお客様と話していましたが、1月10日は大雪となり、真っ白な蒜山になりました。この日、菜の花で新年会を開催しました。

昼食は、お客様のお好きな天ぷらとちらし寿司をご用意。(他はすまし汁・高野豆腐の煮物・フルーチェ)

普段食欲の無いお客様もお皿を持ってしっかりと食べられました。美味しそうに食べてくださる姿は、見ていて嬉しいです。

今年の年女の方はおられますか?

「はーい。」

菜の花神社の宮司が登場…  皆さま一緒に初詣をしました。

「今年も元気に過せますように」

初詣の後はおみくじを引いていただきました。何がでるかな?

獅子が登場し、獅子舞を披露。大きな口でガブリと頭を噛んでいただきました。

頭を噛んでもらうと、一年かぜをひかないそうです。

お正月あそびと言えば、福笑い。目隠しをして挑戦です。

周りのお客様から「上、上」「もっと右」「ありゃー、えー顔」と、たくさんの声が聞かれました。

「うふ、上出来」

あじのあるお顔ができましたね。

次はご夫婦で餅つきです。とてもリズム良く杵でつかれるご主人。奥様も「はい」と餅を返されました。

お客様から自然と「よいしょー、よいしょー」と掛け声があがります。

「昔の餅つきを思い出した」と懐かしむ声も聞かれました。

最後に、お客様の大好きな銭太鼓を披露。菜の花には銭太鼓名人がいるんですよ。

子どもの頃から親しんだ銭太鼓は身体が覚えているようで、とてもきれいに銭太鼓が回っていました。お客様も大変喜ばれ、拍手が上がりました。

3時のおやつは、新年を祝う鯛の練りきりと上用饅頭。

上品な甘さの和菓子を、お客様は「あぁ美味しい」と召し上がっておられました。

今年は巳年。脱皮して生まれ変わる・更に進化するという意味があるそうです。

大病をせず元気に、そして穏やかな年になりますように。

2025年1月12日 小規模多機能ホーム菜の花 樋口美保